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地域創生事業COC+事業(H27~R1)

第13週 『社会科学特論』(担当教員:竹原准教授)において、グループ発表 「斑鳩町商工会職員・女性部員によるプレゼンテーション評価」(2018年7月26日掲載)

≪社会科学特論 担当 竹原 信也 准教授 ≫

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 第13週  斑鳩町商工会職員・女性部員によるプレゼンテーション評価 

本科5年生選択必修者を対象とした「社会科学特論」では、地方創生推進事業(COC+)の一環として、これまで本校と斑鳩町商工会との協働により、特別講義及びフィールドワークを「斑鳩町のまちづくり」をテーマに行ってきました。

平成30年7月23日(月)、斑鳩町商工会 澤 﨑 様と斑鳩町商工会 女性部 松 村 様を招き、「斑鳩町商工会職員・女性部員によるプレゼンテーション評価」と題して、午前と午後の二回特別講義を実施致しました。

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担当教員:竹原准教授

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斑鳩町商工会女性部:松村様

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斑鳩町商工会:澤﨑様

はじめに、担当教員 竹原 准教授からこれまでの経緯を踏まえて、本日の講義の主旨説明が行われました。その後に、教員・斑鳩町商工会・学生によるクリッカーシステムを活用した評価方法についての説明が行われました。

☆ クリッカーシステムについて kurikka-sisutemu 20180723.jpg
" クリッカー " とは,授業で学生が応答用に用いるリモコンのことで、クリックするものであることから通称 " クリッカー " と呼ばれています。学生がレスポンスカード(カード端末)のボタンを押すと、回答結果が集計されてリアルタイムにパソコンの画面上に表示されるというシステムです。

クリッカーシステムによるデモンストレーションが行われると、学生からは新しいシステムに対する歓喜の声が上がりました。

【午前の部】 (本科5年生選択必修者 電気工学科・情報工学科) 

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発表の様子

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発表の様子

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アドバイスを受ける様子

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質問に答える様子

地域創生交流室で行われた講義の様子

【午後の部】 (本科5年生選択必修者 機械工学科・電子制御工学科・物質化学工学科)

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発表の様子

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学生による質問の様子

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質問に答える学生の様子

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クリッカーによるレスポンス

地域創生大講義室で行われた講義の様子

学生は各班7分のプレゼンテーションを行い、終了後には3分の質疑応答の時間が設けられました。発表に対して、聞き手の学生からも積極的な質問が行われました。澤 﨑 様と松 村 様からは、各班に対して的確なアドバイスを頂いた。

☆ 提案内容について

☆ 発表・プレゼンについて

1.新規性
提案内容は創造性に優れ他に無いものである。

2.実現性
提案内容は実現性について考慮されている。

3.事業性
提案内容は収益が見込め、継続的な事業が実施できるよう考慮されている。

4.地域貢献
提案内容は地域・社会にとって必要である内容となっている。

5.発表構成
スライドは良く準備され、内容は過不足無く適切である。

6.視聴覚資料の活用
資料は明瞭で理解しやすく、写真、図表などが効果的に使用されている。

7.話し方・振る舞い
声量、スピードは適切で、聞き取りやすい。聴衆を見ならが発表できている。

8.質疑応答での対応
質問内容を十分理解し、的確に回答している。

全ての班の発表を終え、斑鳩町商工会 澤 﨑 様と斑鳩町商工会 女性部 松 村 様より、全体に対する講評を頂いた。

午後の部を見学頂いた本校 機械工学科 須田助教は「皆さんお疲れ様です。おもしろい内容の発表を聞かせて頂きました。我々教員もこれからはグローバル化社会と言われている中で、地域貢献・地方創生という観点から自分達の生まれ育った土地や関わりのある土地のことを知っておくことは、とても大切だと思います。今後、皆さんが就職や進学をされた際にも自分たちが5年間高専で学んだ周辺の土地について、話すことができれば人と人との関係性を深めることに繋がります。この講義で学んだことをこれからの人生にも活かしてください。」と、地方創生推進事業(COC+)に取組む学生を激励しました。

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機械工学科:須田助教

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講評の様子

最後に、竹原准教授から「データを調べ、実際に人の話を聞き、また街を歩き、そこから感じたことを最終発表の内容につなげるというプロセスは、皆さんにとって良い学びであり、収穫となったように思います。学生の創意工夫による素晴らしい発表にもいくつか出会え、3年生の時に行った「COC+政治・経済」最終発表よりも成長している姿を見ることができました。」と、喜びの言葉として結びました。

この講義を通して、学生は奈良県や斑鳩町に愛着を感じ、あるいは起業について想いを抱く好機となりました。また、クリッカーシステムを活用した教員・斑鳩町商工会・学生による相互評価は、それぞれの想いを一つにした参加型の講義となりました。

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平成30年度 社会科学特論
 

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