NEDO人材育成事業 平成30年度スイッチング電力変換機器の開発人材育成ベーシックコースの実施の様子(第3回) 【8月19日】 第3回講義は、石飛准教授の講義で始まりました。まずは前回の復習です。 電気回路の回路素子(デバイス)についての確認です。その中で、今回は三大電気素子(R(抵抗),C(キャパシタ、コンデンサ),L(インダクタ、コイル))を中心に解説がありました。まずは、抵抗についてです。解説があった後、実験を行いました。抵抗は定格電力を超えると発火してしまいます。その危険を確認するため、今回、定格電力を超えた電力を流し、抵抗を燃やしたり、導線(抵抗が存在している)を破断させる実験を行いました。 引き続き、キャパシタについての解説です。キャパシタを分解して内部を確認しました。また、電解キャパシタの極性を逆にし、キャパシタを爆発させる実験も行いました。 ブレッドボードを作った回路とオシロスコープ等を用いてキャパシタの特性を確認する実験。 インダクタについての解説。その性質について説明があった後、再びブレッドボードやオシロスコープ等を用いてインダクタの特性を確認したり、インダクタとキャパシタを組み合わせるとどうなるのかといった実験を行いました。 最後に、瞬時等価回路という回路を用いての回路解析について解説があった後、配布された解析の問題に各自で挑戦し、本日の講義は終了。今回も座学・実験・解析と幅広く取り組んでもらいました。皆様、お疲れ様でした。