NEDO人材育成事業 スイッチング電力変換機器の開発人材育成 ベーシックコースの実施の様子(その6) 【8月20日(土)】 午前の講義の最初は前回のおさらいで、服部特命助教よりデューティサイクルDとチョッパの昇圧比に ついて説明がありました。 その後、シミュレータPSIMを使って入出力電圧の方程式どおり動作するかを確認します。 補助員が逐次、受講生のサポートをしています。 シミュレータPSIMを用いて、昇圧チョッパの各種パラメータを変動させた場合の挙動を、1つ1つ解説して います。 続いて、石飛准教授によるシミュレータPSIMを使った講義風景。 スイッチング周波数がどのような影響を回路に与えるか様々な状況下での現象を確認しています。 また、受動部品のサイズに関する講義も同時に行いました。 ここではインダクタのサイズとキャパシタのサイズに関してより詳細な解説を行われています。 補助員より昇圧チョッパ制御部に使うオペアンプの動作について説明がありました。 シミュレータPSIMを使ってオペアンプを組み込んだ場合の回路図を描き説明どおり動作するか確認を します。 より詳細に理解するため、石飛准教授より補足解説がありました。 ブレッドボードにオペアンプ、抵抗等を組み込んで、実際にボルテージフォロアや電圧が増幅する様子を 計測実験します。 当初、実験を進めてもテスターで狙いどおりの数値が測定できませんでしたが、受講生は試行錯誤を 繰り返し、適切な抵抗値を選択することで測定することができました。 石飛准教授が実験後に解説をしています。結果が出るまであきらめずに粘り強く取り組む受講生の姿 勢が素晴らしかったです。 7回目終了。皆様お疲れ様でした。