「パワーエレクトロニクス技術に関する人材育成事業の展開/スイッチング電力変換機器の開発」
「ベーシックコース」が平成28年5月21日(土)より始まりました。
本ページで講義の様子等をご紹介いたします。
【5月21日(土)】

パワエレ事務局の大阪大学大学院工学研究科附属オープンイノベーション教育研究センター 東野 秀隆 特任教授より冒頭の挨拶がありました。

講座長である前奈良高専校長、大阪大学大学院工学研究科 谷口 研二 特任教授より受講生に対し、開講に当たって激励の挨拶がありました。

奈良高専電気工学科 服部 文哉 特命助教よりベーシックコースの概要説明を行いました。
奈良高専電気工学科 石飛 学 准教授の講義です。
パワエレ機器の概説、電力変換機器・スイッチング電源、電源を扱う上での基礎等の内容で、
シミュレーターを併用して講義を行いました。石飛准教授、服部特命助教、技術補助員等が
質問に答え双方向の授業が展開されました。10時から17時までの長時間の講義にもかかわらず
受講生の皆様は緊張感を切らさずに真剣に講義を聴き、講義終了後も石飛准教授に質問を寄せていました。

講義終了後、明日の日本社会を担うパワエレ技術者へと成長しますます活躍していただきたいと、講座長の大阪大学谷口特任教授より結びの挨拶がありました。
【6月4日(土)】
「ベーシックコース」第2回目の講義は奈良高専(大和郡山市)で実施されました。午前の部は講義、午後の部は実験です。

演習ではスタッフ一同が、緊密にサポートしています。
電気工学科棟実験室に移動し、実験開始です。技術補助員より機器取扱に関する注意事項について説明をします。

過電流により焼け焦げた抵抗。過電流により吹き飛んだ電解コンデンサ。実験を通じて安全な機器使用の方法をおさらいします。

ブレッドボードを使った回路組み立て実験。受講生の皆さんは手際よく回路を組み立てていきます。

デジタルオシロスコープの使用についての講義。先ほど作成した回路を使って波形計測の実験。