「パワーエレクトロニクス技術に関する人材育成事業の展開/スイッチング電力変換機器の開発」
「ベーシックコース」
【6月18日(土)】

本日の午前の講義は、服部特命助教の半導体デバイス工学入門です。

補助員の奈良高専専攻科学生より、PSIM(パワーエレクトロニクス及びモータ制御のために開発された電気回路シミュレーション・ソフトウェア)を使って回路図を描き、スイッチングデバイスのシミュレーションを行いました。

受講生は、PC上に回路図を描き、回路図どおりの電流波形が生成できているかシミュレーションをしています。

補助員が受講生をマンツーマンでサポートしています。


受講生は熱心にシミュレーションに取り組んでいます。服部特命助教や補助員は受講生からの質問に応えています。

午前の部は終了ですが、受講生は熱心に質問をしています。

午後の部で使用する回路です。この授業のために補助員により作製されました。1つ1時間で作製したとのこと。高専出身者の技術の高さを感じます。

午後の部が始まりました。デジタルオシロスコープについて、前回のおさらいと講義です。


デジタルオシロスコープの講義の後、ダブルパルス回路(スイッチング特性を測定する回路)の波形計測に関する実験が始まります。

実験風景その1 ペアで協力しあって課題に取り組みます。




実験風景その2 課題どおりの波形を測定するため、失敗、工夫、失敗、工夫と試行錯誤を繰り返し実験を進めます。

3回目の講義終了。お疲れ様でした。