本校では、学生からアイデア溢れる意欲的な活動計画を募集し、採択されたプロジェクトを支援する取組を行っています。
計画立案から目標達成に至るまでの一連のプロセスにチームで取り組むことで、成果追求だけではなく、関わった学生が自主性や創造性、協調性など様々な面で大きく成長してくれることを願い、平成23年度に当時の谷口研二校長が「学生チャレンジプロジェクト」として創設しました。
令和元年度からは、「学生アイデアチャレンジ」内の「学生チャレンジ部門」へと名称変更・進化させ、本校同窓会等からご寄附をいただき、取組を維持・運営しています。
令和5年度については、社会実装に対する学生の活発なチャレンジを期待して「起業チャレンジ部門」を創設し、採択枠を拡大して実施しました。
≪令和5年度採択プロジェクトおよび報告書≫
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プロジェクト名/エントリー部門 |
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1 |
化学反応を利用したMAB-V制御機構の開発/試作検証 概要:Chemical Energy Car Competitionへの参加に際し車体を構想し、動力の異なる2台の車体を製作する。 |
1.報告書 |
2 |
車体製作プロジェクト/試作検証 概要:ホンダが開催する「HONDAエコマイレッジチャレンジ」に出場するための低燃費な車体を製作する。 |
2.報告書 |
3 |
TitHub -ITエンジニアの技術共有においてレイアウトなどの非技術的作業の自動化-/試作検証 概要:効率的、高品質なチュートリアルを作成・共有する新たなプラットフォームを開発する。 |
3.報告書 |
4 |
アイアンマンプロジェクト/地域創生のアイデア 概要:装着できるアイアンマンの設計、製作を行う。 |
4.報告書 |
5 |
害獣密着24時 -あなたの動きはまるわかりです-/試作検証 概要:畑内で「何の動物がどのように動いているかを明らかにする」ことで農業従事者の獣害対策を支援する。 |
5.報告書 |
6 |
IoT アイディアものづくりキット/試作検証 概要:コンテストの開催を通した実践的なものづくりキットの開発を行う。 |
6.報告書 |
7 |
ルンルンモップ/試作検証 概要:自動モップ掛けロボットを製作する。 |
7.報告書 |
8 |
みゃくみゃくギネス世界記録プロジェクト/地域創生のアイデア 概要:ミャクミャクを1 万体製造し、ギネス世界記録を目指す。 |
8.報告書 |
9 |
ジェネレーティブデザインを用いた世界最小・最軽量のミニバイク製作/試作検証 概要:ジェネレーティブデザインと呼ばれる最新の設計手法を用いて電動バイクのフレームを製作し、ミニバイクを製作する。 |
9.報告書 |
10 |
モル沸点上昇を用いた調理/試作検証 概要:モル沸点上昇という水などの液体に物質を溶かすことで沸点が上昇する現象を用いて、山頂などの低気圧下でも高温調理可能な方法の確立を試みる。 |
10.報告書 |
≪成果報告会の開催≫
令和6年3月4日(月)に、本校のスタートアップ教育に関するシンポジウムを開催し、同イベント内で学生アイデアチャレンジの成果報告も行いました。
シンポジウム開催報告
プロジェクトに参加した学生の皆さん、1年間お疲れ様でした。今回の成果報告会には学外の方も多くご参加いただき、たくさんのコメントをいただきました。次年度以降、それらコメントを活かした活動の発展を期待します。